高齢の人が増えるに連れて、温泉旅館やホテルにも、高齢の人に対する気配りが求められるようになってきています。でも、まだまだいわゆるバリアフリーの宿は多くありません


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バリアフリーとは、日本で特に広い意味をもつ言葉として定着しています。広義には、障害者まで含み、障害者や高齢者が移動しやすく、障害が取り除かれた施設や街などの形容詞となります。が、英語では、建物の段差がない程度のことしか意味しない言葉で、「アクセシビリティ」という言葉が、高齢者や障害者などに対応しているかどうかを意味します。


高齢になると、加齢によって体の機能が低下し、そのひとつとして脚の力が衰え、上げ下げ運動の機能低下がみられます。その結果、階段や段差のあるところで転んで骨を折ったりしやすくなります。


この対策として、段差の代わりにスロープをつけたり、手すりをつけたりして、高齢者の歩行を楽にし転倒防止をすることが求められます。また、たった1段の段差でも気づかずに転ぶことがあるので、段差のあるところを明確にわかるようにしておくことも大事です。


またスロープは、車椅子を利用している人も使うのですが、スロープには建築基準法施行令があり、第25条で定める「階段に代わる傾斜路」の勾配は1/8(約7度)以下と規定されています。ただこれにかなっていても、スロープが長距離になると、車椅子を使う腕の力が必要となってくるので、長さに対する配慮も必要となってきます。